ご両親が亡くなり、実家が空き家となった場合、不動産売却しようと検討している方もいるのではないかと思います。
- 「家の中にものがたくさん残っている・・・」
- 「大型家具があるけれど、運び出すのが難しい・・・」
- 「家を売りたいのに、買い手が見つからないなあ・・・」
と、実家を不動産売却を検討していてもどのように進めていけばいいのかよく分からないのではないでしょうか。
そこで、今回は空き家となった実家を不動産売却を行う際の判断材料となる「残置物」について解説していきたいと思います。
この記事で、「残置物」を撤去したほうが良い理由と撤去する方法を知り、迅速に売却を進めましょう。
もくじ
不動産売却を有利に進める「残置物」とは?
「残置物」とは不動産に住んでいた方(親)がそのまま残していった生活用品を指します。
実家に親御さんが暮らしていたなら、物が結構な量として残っているはずです。
親御さんが残していったもの、つまり残置物とはどういったものか解説していきます。
残置物の代表的な物
電化製品では、以下のものが代表的なものになります。
- エアコン
- テレビ、テレビ台
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
他にも、
- テーブル
- 食器棚
- 衣服
- 植木鉢
- ベッド、布団、毛布
- 仏壇
- 物置
などが含まれます。
こうした「残置物」があるまま家を売却することも可能ですが、なるべく処分したほうが良いです。
では、どうして残置物を処分することをおすすめするのか解説していきます。
不動産売却を有利に進める「残置物」を処分しないとどうなる?
残置物の処理は面倒ですし、お金もかかりますし、物を残したまま引き渡したいと思うでしょう。
この残置物の処理するべきかについてですが、売却相手によって状況が変わるのでそれぞれのケースに合わせて解説します。
①不動産の仲介業者を通じて売却する場合
不動産の仲介業者を通じて売却する場合、原則「残置物」は全撤去します。
つまり空っぽ、何も残されていない状態で引き渡します。
もしも購入希望者が物件を見学する際に「残置物」があると、マイナスの印象を与えてしまいます。
見た目が悪く、建物の状態が判断しづらく、思っていた以上に安い金額で買取されるケースもあります。
そもそも家を買う人にとって「自分が将来住む」というイメージが湧かないと、購入されません。
できる限り迅速に「残置物」を撤去したほうが、売却できる可能性が高くなります。
②不動産業者に直接売却する場合
不動産業者に売却する場合は「残置物」はそのままでも問題ありません。
買取後の「残置物」処分費用を差し引いて提示されるケースがほとんどです。
そして、ほとんどの場合かなりの高額になる場合が多いようです。
当店でも、同じような案件でご相談になる方も多くいらっしゃいます。
ただ、せっかく家を売却して多額の資金を得ようと考えているならもったいないです。
少しでも「残置物」の量を減らしておくことで、買取金額が大幅に上がります。
例えば、自身で全ての片付けを行えば、遺品整理費用や空き家整理費用が掛からないという事です。
しかし現状では、ほとんどの方が、残置物は撤去を行わないと、売買がスムーズに出来ないのが現状です。
不動産売却を有利に進める「残置物」を処分する方法
では「残置物」を処分するにはどうしたらいいのでしょうか?
基本的には2通りが考えられます。
- 自分たちで撤去する
- 業者に依頼して撤去する
それぞれのメリット・デメリットを簡単に説明します。
①自分たちで撤去する
自分たちで「残置物」を撤去する最大のメリットは費用を抑えることができます。
どのように進めていくのかはそれぞれになりますが、やり方としては一般ゴミや粗大ゴミ・家電リサイクル対象家電・パソコン関連などに分類して、それぞれ処分していきます。
デメリットとしては、リサイクルショップに持っていく、ゴミの日に出すといった処分を自分たちで行わなければいけません。
そのため、手間と時間がかかってしまうので、遠方に住んでいる場合や「残置物」が大量にある場合には厳しいでしょう。
②業者に依頼して撤去する
業者に依頼して「残置物」を撤去する最大のメリットとしては、短時間で完了します。
その分費用が掛かってしまうデメリットはありますが、自分たちですべて行う必要はなく、また家の中にあるものをすべて仕分けしてくれるので楽ちんです。
ちなみに、一戸建てての「残置物」は、少ない方で2トントラック2台〜3台分になるとも言われています。
それだけの量を最短1日〜3日で終わらせるのですから、プロに任せたほうが安心ですよね。
回収や清掃もまとめて行っている業者もあるので、一気にキレイになりますよ。
いち早く「残置物」を撤去したいなら専門業者に依頼しましょう。
まとめ
不動産を売却する前に「残置物」をなんとかしたいですよね。
家具・家電が残っている状態では不動産売買が有利に進みません。
なかなか買い手がつかなかったり、買取金額が低くなったりしてしまうことも。
自分たちでキレイにするのが難しいと感じたら、業者に依頼しましょう。
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