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ゴミ屋敷の火災は身近に潜んでいるーその原因と対策方法を解説!

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ゴミ屋敷となってしまうと、健康を害するだけでなく火災等を引き起こしてしまう危険性があります。

ゴミ屋敷となることで火災が引き起こされる原因、火災が起きてしまったときのリスクから未然に防ぐ対処法まで解説していきたいと思います。

ゴミ屋敷で火災になる原因

ごみ屋敷

ゴミ屋敷で火災となってしまう原因は主に3つの要因があります。

①火元の不始末

火元も不始末として挙げられるのが、「タバコの不始末」です。

消していたつもりでも実際は消えていなかったり、引火しやすいところにタバコを置いておくと簡単に燃え広がる可能性があります。

また、タバコだけでなくガスコンロや蚊取り線香などから引火して火災に繋がることもあります。

②トラッキング火災

トラッキング火災とは、

テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの電源プラグは、一度コンセントやテーブルタップに差し込んだらそのままの状態で使用していることが多いと思います。
コンセントに長期間電源プラグを差し込んだままにしておくと、コンセントとプラグとの隙間にほこりが徐々にたまっていき、このほこりが空気中の水分などを吸うことによりプラグの両刃間にわずかな電流が流れるようになります。それが繰り返され、やがて、この部分から火が噴き出し、火災となります。

引用:総務省消防庁「トラッキング現象による火災」 

特にゴミ屋敷は引火しやすいゴミが沢山溜まっており、またコンセント自体がゴミで埋まっているのでなかなかトラッキング現象を防ぐことが難しくなります。

そのため、気づかないうちにトラッキング現象が起こり、火災が発生していたなんてことも考えられます。

③放火による火災

ゴミ屋敷で発生するゴミは外まで出ていることが多くあるので、しばしば放火のターゲットにされやすい傾向があります。

実際、ニュースでもこうしたゴミ屋敷や空き家をターゲットに放火が繰り返されている事件を見かけるのではないかと思います。

自分の目の届かない外のゴミに放火されると火元が広がる前に鎮火することが難しくなります。

こうしたリスクを最小減にするためにも是非一度、ゴミ屋敷でお困りごとがあればお気軽にご相談ください。


ゴミ屋敷で火災が起きるリスク

ゴミ屋敷火災

では、ゴミ屋敷で火災が起こるとどのようなリスクがあるのか、主に3つのリスクを解説していきます。

①命の危険

ゴミ屋敷では気づかぬうちにゴミに引火し、次々にゴミからゴミへと火元が広がっていく危険性があります。

すると、気づいたときには火に囲まれ、逃げ遅れてしまったという事態に発展する可能性があります。

②損害賠償を被る

基本的にはゴミ屋敷自体で起きた火災について損害賠償を被ることは法律上ありません。

ですが、ゴミ屋敷の住民によるタバコの不始末など明らかにゴミ屋敷の住民が引き起こした原因であれば、損害賠償を請求される恐れがあります。

また、ゴミの撤去に応じず、放置している事実があった上で火災等が起こった場合でも損害賠償を請求される可能性があります。

③財産を失う

火災により家が全焼してしまうと、家だけでなく、家財道具も失い、修繕にかかるお金等も失ってしまう可能性があります。

財産となるものを失ってしまうと、生きていくうえでの最低限の生活もままならなくなるようになります。

ゴミ屋敷で起こった実際の火災事例

このような原因やリスクがあったことによって、様々な火災事例が起きているので紹介していきます。

①平塚の住宅6棟を襲った火災

平塚市平塚2丁目の住宅から出火し、周辺の住宅や店舗など計6棟にも燃え広がった火災は4日未明、発生から11時間ぶりに鎮火した。火元とみられる住宅は以前から廃棄物などが積まれている「ごみ屋敷」として知られていた。当日の気象条件に加え、路上にはみ出した荷物などに燃え移ったことも背景にあるとみられ、周辺住民らは「起きるべくして起きた被害」と怒りをあらわにした。

平塚署などによると、3日午後2時45分ごろ、無職男性(70)の木造2階建ての自宅から出火。男性がライターでガスコンロの火を着けようとしたところ、近くにあったビニール袋に引火したという。

近隣住民からの通報で駆け付けた市消防本部の消防隊が男性と隣の住宅に住む80代女性を救助。男性が顔などにやけどを負った。

引用:神奈川新聞「大量のゴミ、消火を阻む 平塚の住宅火災、鎮火まで11時間」

平塚のゴミ屋敷は今までも行政による介入もこれといって対策がとられることがなかったことから、まさに「起こるべくして起きた被害」だといえます。

火災が起きた日は強風にも見舞われたことから、火が回るのが早くなり6棟にまで燃え広がったためだとされています。

今後はこのような事態が起こらないよう、未然に防げるように条例での執行をする等の対策が今後取られるかが焦点となりそうですね。

②福島郡山市で起こった住民が亡くなる火災

 心配されていたことが起きてしまった。福島県の郡山地方広域消防組合によると11日午後11時26分ごろ、郡山市菜根4丁目で建物1棟が全焼する火事が発生した。この建物はかねて「ごみ屋敷」として知られ、住人とみられる男性が火事により死亡。ごみ屋敷をめぐっては周辺住民らの間で火災発生が懸念され、今春にはごみの強制撤去が行われていた。

同組合によると建物は木造平屋建てでトタンぶき、トタン張り。12日午前1時12分ごろに鎮火したが、約51平方メートルが燃えてしまった。男性1人の死亡が確認され、警察の検視に回された。同組合の担当者は「住んでおられた方ではないか」と話した。

TBSの電子版ニュースによると、警察は遺体について、火事になってから連絡の取れていない住人の無職平野昭太郎さん(74)とみて身元の確認を進めているという。

「郡山のごみ屋敷」は全国的にも報じられ、3月末には市が行政代執行によるごみの強制撤去が行われた。東北地方の地元メディアによる当時の報道では、ごみ屋敷問題での条例に基づく強制代執行は京都市に次ぐ全国2例目だった。

撤去時には「火事が心配だったので、ホッとしている」という近隣住民の声も報じられたが、TBSニュースは近所の人の話として、その後もごみが集められていたと伝えている。まさに懸念が現実になってしまった。

引用:東スポweb「福島・郡山の「ごみ屋敷」全焼 住民男性死亡か

郡山のゴミ屋敷は行政執行により一度はゴミが撤去されましたが、その後は再びゴミが溜まるようになっていました。

再三に渡ってゴミを撤去したにも関わらず、ゴミ屋敷に住んでいる方は命を落とすことになってしまいました。

このように周辺地域に影響を及ぼすだけでなく、ゴミ屋敷に住んでいる方にも命の危険にさらされているということが分かります。

③愛知県豊田市で起きた住宅3棟を襲った火災

愛知県豊田市で25日(2015年8月)夜、ゴミ屋敷から出火し両隣の住宅までが全半焼する火災があった。過去に5回もボヤ騒ぎを起こし、近隣住民が心配していた矢先で、「モーニングバード!」も2か月前に家主を直撃取材して取り上げていた。

25日午後6時40分ごろ、「ゴミ屋敷が燃えている」と近隣住民から119番通報があった。消防が駆け付けたが、木造2階建てのゴミ屋敷と西隣の住宅は全焼、東隣の住宅が半焼した。

近所が心配していた「火が一番怖い・・・」

このゴミ屋敷は10年前からゴミが路上にはみ出し異臭を放っていたうえ、ボヤ騒ぎが続いていたため、10年と13年に行政代執行が行われたほか、近隣住民によって10回もゴミ撤去が行われ、先月も周辺清掃をしたばかりだった。

「モーニングバード!」が6月にゴミ屋敷の家主を取材したときは、「俺は貧乏だからとか、いろんなことでゴミを拾ってきたんだよ」とわけの分からないことをしゃべっていた。この時も近隣の主婦は「生ゴミもいっぱいあるし、電気製品も持って来ていますし…。火事になったらどうなるのっていうのが一番不安です」と心配していた。

行政代執行してもイタチごっこ

コメンテーターの浜田敬子(「AERA」編集長)「なぜごみを集めるのかという本質的なところの解決をやっていかないと、結局、撤去してもイタチごっこになってしまうんですよね」

玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「過去5回もボヤを起こしており、家主に問題がありますよ。今回の火災の原因が単なる過失ではなく、重過失なら責任の取り方も違ってくる」

今回はボヤではなく、隣家も焼く大火事を起こしたわけで、責任は重い。出火原因はなんなんだ? それによってはさらに重い罪に問われることもあるだろう。

引用:JCASTテレビウォッチ「愛知「ゴミ屋敷」ついに火災!隣家も全半焼・・・これまでに5回もボヤ」

豊田市内で起きたゴミ屋敷の火災は今までに5回ものボヤ騒ぎがあったところでした。

再三に渡るボヤ騒ぎに周辺住民も頭を悩ませていた問題でもあります。

結果として、今回はボヤでは済まされず、隣家にも火の手が及んだ火災になってしまいました。

損害賠償請求をされたかは定かではありませんが、ゴミ屋敷の住民が起こした火災が原因であれば今までのボヤ騒ぎも含め悪質性が高いことから請求される可能性はあります。

ゴミ屋敷でこうした被害に遭われる前に対処したいとお考えであれば、是非ケイアクティングまでご相談ください。


ゴミ屋敷で火災が起こらないよう対処するには?

ゴミ屋敷状態

ゴミ屋敷で火災が起こらないようにするには、根本的に「ゴミを集めてしまう」原因を探り、住民が片付ける意識を自ら持たなければ、火災を防ぐことができません

そのため、本質的な解決へ導くためにも周りと連携を図りながら少しずつ対策をしていく必要があります。

ゴミ屋敷で火災が起こらないようにするには主に3点の対策をとることができます。

①火元になるもの・周辺を片付ける

トラッキング現象を起こさないためにも、コンセント周りだけでも片付けるといったことを行う必要があります。

また、ガスコンロ・ストーブ・タバコといった火元になるものの周辺にはゴミを置かないようにしていくと良いでしょう。

②外にゴミを置かない

先述したように外にゴミを置いてしまうと放火のターゲットになりやすい可能性があります。

せめて、外のゴミだけでも撤去するようにすれば、放火のターゲットになるリスクを軽減することもできますし、道路にはみでたゴミを撤去することにもつながります。

③掃除業者に依頼する

ゴミ屋敷になってしまうほどゴミが溜まってしまうと自分たちだけでは対処することができません。

そのため、ゴミ屋敷の清掃を依頼できる業者に依頼すると素早く撤去することができますし、分別等の作業も任せることができます。

ケイアクティングでもゴミ屋敷での掃除サービスを行っていますので、是非合わせてご覧ください。

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